2018年11月18日に開催された「市名を丹波篠山市に変更することについての賛否を問う住民投票」の開票ですが、その結果…

賛成 13,646

反対 10,518

で、賛成多数となりました。

割合でいうと、56:44という僅差でした。

投票率は69.8%とかなり多く、篠山市民の多くが地域のことを考えているという結果にもなりました。

この投票結果はあくまで参考資料となり、実際に市名変更するかどうかは議会にて話し合われます。
とはいえ、住民投票の結果は市名変更の大きな判断材料となるため、おそらくこのまま市名変更するということになるかと予想されます。

 

住民投票の意味

市が市名変更に向けて動いていた中で、住民投票を実施することが決まり、結果、賛成多数で市名変更に向けて動くことと思います。
投票結果からも推測できるように、賛成・反対どちらも票が集まり、やはり一筋縄では決められない問題だったのだと実感します。
だから今回、住民投票を行って改めてそれが解り、その上で賛成が多数だったというプロセスを経ることはとても大事なことだったと思います。

 

これから何をすべきか

賛成派、反対派の間に大きな溝を生んだ市名変更問題ですが、「住民投票の結果に従う」と言っていた方が両者ともに多くいらっしゃいました。
この投票結果を鑑みた上で、賛成派も反対派も「丹波篠山市」の未来を築くために一丸となって、前に進んでいくことが必要になると思います。

50%未満だった場合無効となる住民投票でしたが、およそ7割もの投票率を達成するという、改めて篠山市民の「地域愛」が証明された大変喜ばしい結果となりました。
この結果は新聞やテレビなどのメディアで紹介されることになりますが、地域愛あふれる町として認知してもらえることに繋がると思います。

丹波篠山市に変わるとなると、これから外に向けた広報活動がこれまで以上に活発になると思います。
一方で、筆者が大事だと感じるのは「地域愛」をさらに育んでいくことだと思っています。つまり、外向けに発信するだけではなく、内向きにも町の情報を発信することが大事だと思うのです。これだけ地域のことを考えている人がいる町なのであれば、なおさらその強みを伸ばしていく必要があると思います。
今回の問題で生まれた溝を修復し、賛成反対お互いが手を取り合いながら、改めてこの町に誇りを持って、町の発展を目指していきたいですね。

 

余談ですが

市名変更によって「篠山」が「丹波篠山」になるわけですが、
#ささやまというサイト名、どうしましょう…
URLも「sasayamashi.com」なんだけど、これも変えるべきなんでしょうか。

市名変更に伴って、これまでの名称を使うか使わないか、各地で議論が巻き起こることと思いますが
どのように変わっていくのか、様子を見ながら動いていきたいと思います。