こんにちは!ひろきです。

今回は篠山の特産物の起源(きげん)について調べてほしいと紀元(きげん)さんに言われたので調べました!

 

・黒豆

平安時代にすでに黒豆は栽培されていたと考えられております。

戦国時代の武士や忍者の間では、戦場で支給される兵糧が尽きた時に備え、黒豆を主原料とした自家製の丸薬「兵粮丸(ひょうろうがん)」を常備していたと言われます。
江戸時代の書物、「本草綱目啓蒙」には「和名に大豆と呼ぶは味噌豆の事にて黄大豆なり。薬方に大豆というは皆黒大豆にして黒豆の事なり」と記載されるほど、昔から黒豆の効果や薬効は日本人の間で知られていました。

黒豆と言えばお正月のお節料理に欠かせない食材ですが、お節料理に黒豆を食べ出したのは室町時代に砂糖がないためこんにゃくと炊き合わせて「座禅豆(ざぜんまめ)」と呼ばれ食べられていたものが起源と言われます。
江戸時代中期までの日本の食文化や日本古来の食慣習の多くは京都を中心とした宮中に起源があり、京都宮中の近隣に位置した丹波国を中心に栽培されていた黒豆が宮中へ贈られ、お正月に食べられていたものがその後日本の食文化として各地へ広がって行ったとも考えられております。

江戸時代後期では黒豆を醤油や砂糖で煮た煮豆をお節料理として食べることが一般に広がり、黒豆を食べられていました。黒豆を栽培していく途中で熟れる前の若い膨らんだサヤの状態で収穫されていたものが黒枝豆で、昭和63年(1988年)に丹波地方で開催された「ポロンぴあ88 食と緑の博覧会」で紹介されるやいなや一躍脚光を浴び、「美味しんぼ」でも取り上げられました


篠山といえばやっぱり黒豆!全国で名が知れ渡っている篠山の黒豆ですが調べてみると平安時代には作られていたそうです。煮ても焼いても美味しい黒豆、人生で1度は食べてみる食材だと思います

 

・ぼたん鍋

猪は縄文時代の貝塚から骨が発見されており、はるか昔から食されていたことが伺えます。その後、殺生禁断の江戸時代では「山くじら」と称して寒さ厳しい冬の季節の栄養補給として重宝されていました。

明治時代、篠山に陸軍が駐屯すると、彼らは訓練と称して捕獲したイノシシの肉をみそ汁にして食べ、さらにアレンジしたものが「ぼたん鍋」の起源になっているといわれています。篠山で過ごした彼らは全国にぼたん鍋の存在とその中でも美味しいのは丹波篠山産ということを広めたといわれています。

独特の地形や豊かな山の幸を食べて育つ猪の肉は昔から最高の味であると言われています

ボタンと呼ぶ由来は大皿に牡丹の花のように並べるという説や、猪肉を煮込むと脂身が縮れて牡丹の花のようになるという説があります


もともと日本には家畜を食べるという習慣がなかったことがあり、昔はシカやイノシシの肉を食べることがほとんどだったそうです。明治以降は牛、豚を食べることが主流になってきたそうです。最近ではジビエがブームということもあり、ぼたん鍋もまた食べる機会が増えるのかなと思います

 

・やまのいも

栽培が始まったのは江戸時代初期で、年貢の取り立てが厳しかった篠山藩でコメが凶作の時に農家の人々は山の芋を食べて飢えをしのいだ、とされています。昼夜の気温差が大きい盆地特有の自然条件や肥沃な土壌が山の芋栽培に適する山の芋は長芋と比べると粘り気が強いのが特徴です

山芋!美味しいですよね。特にとろろにして刺し身と食べたり、とろろ丼にして食べたいです。


篠山は山の芋が特産品だったとは知りませんでしたが、これから買いに行くときには産地を見て篠山のものを買うようにしようと思います

 

・丹波栗

日本書紀にも記載が見られ、平安時代には天皇家に、江戸時代には大名に献上する例が多く見られました。このことで名声が高まり、参勤交代などを通じて全国に広まることになり、祝儀物として重宝されてきました。


丹波栗は普通の栗よりも大きく、甘いのが特徴です。この栗で作るモンブランは絶品です。

 

・松茸

歴史は古く、縄文時代まで遡リます。京都に都があった平安時代には貴族が松茸狩りをしていたと文献にも残っています。

篠山の松茸は香りがよいと特に有名で、松茸は篠山市のものが一番であると1930年の資料にあります。


何かの文献で日本人には遺伝子レベルで松茸を愛していると書かれているのを思い出しました。なかなか食べる機会のない高級品ですが、たまの贅沢として篠山の松茸を食べるのはどうでしょうか

 

・丹波茶

弘仁6年(815年)に「嵯峨天皇が丹波をはじめ近江、播磨などの畿内に茶を植えさせ献上させた」という記述があり、茶が日本で栽培されていたことを示す最古の記録になっています。今となっては宇治茶に隠れ知名度は低くなっていますが、平安時代では献上品とされ、江戸時代では篠山藩の特産物として大阪へ出荷され藩の収入の多くを占めていました。


丹波茶って初めて知りました!!今はあまり名前を聞かないのですが、篠山の気候によって育つお茶の葉は甘みと旨味が存分に引き出されたものとなっているそうです。

 

黒豆の起源でも触れましたが、平安時代、京都に都があった時に近隣の篠山で食文化が形成され、今にもつながっていると思われます。また、お茶の最古の記録が篠山のものであると初めて知りました。今となってはあまり聞かない丹波茶ではありますが、かなり歴史の古いものであると知ることができました。

 

あと数ヶ月したら黒豆や栗などの特産物が美味しくなる季節です。黒豆や丹波栗などを食べたことのない人は一度篠山に足を運んでみるのはどうでしょうか。